テスト装置編


発振器 2種類作りました。
私のオリジナル 可変デューティ比 信号発生器
CDI の テストを机上で出来る装置です。 
無接点 CDI用に作成しました。 この装置で 机上実験でそこそこ データが取れれば良いのですが。



可変デューティ比の信号発生器(発振器)


この回路は MC14538を使い、発振さす回路です。
可変ボリュムによって デューティ比変更できるものを 
ピックアップの信号代わりに作りました。 10Hzから 400Hz可変可能

回路の説明
このMC14538はワンショットICで、1パッケージに2個入っています。
1個目のICで 小さなHI のパルスを発生させ、次に1番目のパルスの立下りで
(この回路では Qの反転出力 7ピンの立ち上がりで)
2個目のICにパルスを発生させ、LOの幅を作り、そのパルスの立ち上がりで
1個目のICに再び小さなHI のパルスを、発生させる。
それを繰り返すのが このパルス発振器です。
1個目のICは Hiの パルス巾設定用で 
2個目のICは Loの パルス巾設定用で 100KのVRで可変可能です。
   
   固定デューティ比 50%の 発信機


注)   MC14049の 14ピンは VSSに 接続

上の回路は DCコンバータ発振用に 可変周波数の デューティ比50
方形波発振器 数Hzから 約2.5キロHz可変可能


回路の説明
この MC14049は インバータ(反転用) ICで 1パッケージに6個入っています。
約50%の デューティ比の発振回路が簡単に出来ます。
バッハがあるので 少しは電流が取れます。
余った ICは MC14538の バッハに使いました。
周波数は 1MのVRで 可変できます。
DCーACコンバータの トランスの発振用として、作って見ました。


使用部品はICと少しの部品で出来ます。
# 基盤 70*90位のもの 1枚 
# IC  MC14538 1個
# IC  MC14049 1個
# トランジスタ 2SC1000  または 2SC1815  3個
# コンデンサ  35V 0.1uF  2個
# コンデンサ  35V 1uF   1個
# LED 3個 安いもの
# 抵抗 1/4W  1Kオーム5個  1Mオーム 1個 3Kオーム3個
# 端子台
# 可変抵抗  100Kオーム2個  1Mオーム 1個 
CMOSのDATAは こちらから

改良点
回路は簡単で すぐ出来ますが いちいち周波数を見ながら VRをまわさなければならないのが 難点です。
高い周波数設定時 少しのボリュムを回しただけで 大きく周波数が変わるのが扱いにくい  ボリュームを回せば デューティ比は一定で 周波数が変更できる装置が出来ないかなと思っています。
PICで作った方が 手っ取り早いかも。

信号発生器作り直し
2008/02/21
信号発生器を作りましたが CMOSは ノイズに弱く MC14538は すぐ潰れましたので、新たに設計しました。
簡単な方法で 上記と同じ物が出来ました。

信号発生器

装置の説明
この MC14049は インバータ(反転用) ICで 1パッケージに6個入っています。
約50%の デューティ比の発振回路が簡単に出来ます。]
バッハがあるので 少しは電流が取れます。
波長の長い方は 1MのVR2で 可変できます。
波長の短い方は 100KのVR1で 可変できます。
SW1を OFFにするとデューティ比50 の発振器になります。
ダイオードの方向を逆にすると OUTが反転します。
信号発生器 使用部品はICと少しの部品で出来ます。
# 基盤 70*90位のもの 1枚 
# IC  MC14049 1個
# トランジスタ 2SC1000  または 2SC1815  1個
# コンデンサ  35V 0.1uF  1個
# LED 1個 安いもの
# 抵抗 1/4W  1Kオーム1個  1Mオーム 1個 3Kオーム1個
# 端子台
# 可変抵抗  100Kオーム1個  1Mオーム 1個 
# スイッチ デップSW 1個
# ダイオード 1個



テスト用 擬似チャージコイル





WスパークCDIの実験 擬似チャージコイル


チャージコイルに相当するDCーACコンバータの実験装置を作りましたので、こちらを使い発振周波数を変化させるながら
テストして見る事にしました。
発振器は 周波数可変式の物で、2SC1096(DCーDCコンバータに使用してあったトランジスタ)を 2個使い、
電源トランスP 0Vー100V  S 6Vー0Vー6Vを使用
結果、DCーACコンバータのトランジスタの発熱は4cm角のアルミの放熱板をつければ 20分運転で55度で問題なし 
放熱板なしでは 指で触っていれば すぐ熱く感じてきます。
DCーACコンバータの周波数を 2KHzに位まで可変できます。 
信号発生器 + 擬似チャージコイル テスト装置 使用部品
# 基盤 70*90位のもの 1枚 
# IC  MC14049 2個
# トランジスタ 2SC1000  または 2SC1815  2個
# トランジスタ 2SC1096  2個
# コンデンサ  35V 0.1uF  1個
# LED 2個 安いもの
# 抵抗 1/4W  1Kオーム2個  1Mオーム 1個 3Kオーム1個 2Kオーム2個  200Kオーム1個 
# 端子台
# 可変抵抗  100Kオーム2個  1Mオーム 1個 
# スイッチ デップSW 1個
# ダイオード 1個
# トランス 電源トランスP 0Vー100V  S 6Vー0Vー6V

テスト装置の使用例

信号発振器を使って WスパークCDI予備実験に使用しました。
正面右上が 高圧回路で、右下が DC-ACコンバータの擬似チャージコイル
正面下WスパークCDI、正面上がテスト装置の発振回路
左下が電源 左上は、スパークプラク゛です。

免責
自己責任でお願いします。
実験結果ですので 全てにおいて上手くいく保証されるものではありません。
間違いもあるかもしれません。   たぶん有ります(笑)
この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、
当方は 一切責任を負いかねます。


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