ビックアップ (パルサ) | フレミングの法則により点火タイミングが来たとき 交流を発生さす コイル |
イグニッションコイル IG | トランスの一種 1次側より2次側の方に沢山コイルを巻いてあり 二次側に高圧の電圧1〜2万ボルトを生じる点火コイル |
トリガー回路 | SCRを ONするための 幅の短い電気信号を作る回路 |
SCR サイリスタ | 半導体素子 ゲートに信号が入ると 素子のアノド カソード間が電圧が0Vに 成るまでONし続けるスイッチング素子 |
三端子レギュレータ | 定電圧を簡単に作れる IC |
LED | 発光ダイオード 約1.8V以上の電圧があれば 点灯する 応答速度が 早い |
フォトカプラ | LED と ホトトランジスタを組み合わせた素子 回路の絶縁や ノイズフィルターに用いる フォトカプラの応答速度は 速い。 詳しくは http://www.ncsd.necel.com/opto/japanese/technology/speed/index_j.html ノイズフィルタとして 入力インピーダンス(簡単に言えば抵抗)が 低く作れるため 対ノイズ性が良い。 フォトカプラを 動作させるには 電力が必要です。 (数mAだけど) ノイズで誤動作するには フォトカプラのLEDを点灯させるエネルギが必要ですので ノイズは 電圧のみで 電流が少ないことが多く その場合フォトカプラは よく効きます。 産業機械の あらゆる電子機器の入力にフォトカプラは 使用されています。 |
微分回路 | 長い入力信号から短いパルス信号を作る回路 |
質 問
CDIが不良かどうかは テスト装置を作らなくては判らない。
そこで 外堀を埋めて 周辺の装置に異常が無ければ CDIが壊れていると言う判断する方法を取った。
チェックの仕方 テスターで ピックアップ、イグニツションコイル、ジェネレータ(発電機) に 異常無いか調べる。
イグニッションコイル | イグニッションコイルは テスターの抵抗レンジで 一次側 二次側のコイルが断線していないかを調べる ちなみにMTX125Rのイグニツションコイルは 一次側の抵抗は 0.4オーム 二次側は3.5から4.5キロオーム です。 |
ピックアップ (パルサ) | ピックアップ は テスターの抵抗レンジで 導通を調べる。 導通が あれば 抵抗無しのLEDのみをつないで キックスタートを踏む 瞬時点灯すればOK そのときLEDの光り具合で制限抵抗値を決める。 (ピークホルド付きの電圧計やオシロスコープが無いのでこの方法を採りました。) ピックアップ(パルサ)の電圧が低くLEDが点灯しなければ ホトカプラを用いたこの回路は使用できない。 回路変更必要 |
ジェネレータ(発電機) | ジェネレータ(発電機) キックしてテスタで端子に電圧が出ているかを 調べる。 CDI用の発電機はキックスタータを踏むことで、50Vもあれば OK ランプ類用発電機はバッテリーを外して キックして12V発生すれば 発電機はOK |
問題が無ければ 外堀を埋めたことになるので 不良はCDIと言うことになる。
. | 質 問 | Y E S | N O |
1 | 外部配線は間違いなく 接続されていますか? |
次の質問へ | 外部配線を もう一度チェックください。 |
2 | キックしたら 基盤内のLEDが 点滅しますか? 点灯ではありません。 |
次の質問へ | キックしても 基盤内のLEDが 点滅しませんへ |
3 | キックしたら プラグは スパークしますか? |
ビックアップの 極性の間違い ビックアップの プラス マイナスを変更 点火タイミングが悪い |
SCRの 不良か その周辺の回路チェック 半田不良をチェック。 |
4 | 質問はありません。 CDIは動作しています。 |
.. |
CDIは 動作しています。 配線 コンデンサの容量などを チェックしてください |
. | 質 問 | Y E S | N O |
1 | アースと三端子レギュレーラーのOUTを測定 5Vありますか? |
次の質問へ | 5Vの三端子レギュレータ周辺の基盤をチェックして 5Vを 確認してください。 半田不良をチェック。 |
2 | アースと2個直列の LEDのカゾードに 1から2Vぐらい 電圧がありますか? |
次の質問へ | LEDの配線間違いか(極性違いも含む) 断線の いずれかです。 半田不良をチェック。 |
3 | アースと フォトカプラの(4)との間に 5Vありますか? |
次の質問へ | 5Vのレギュレータとフォトカプラの(4)と間に 断線があります。 半田不良をチェック。 |
4 | フォトカプラの(1)(2)に ピックアップの変わりに乾電池つないで測定 アースと フォトカプラの(3)間に 2Vぐらい 電圧がありますか? |
次の質問へ | フォトカプラの(1)(2)に ピックアップの変わり入れた乾電池の信号がこない。 または フォトカプラが壊れている。 配線間違いの いずれかです。 半田不良をチェック。 |
5 | トランジスタの ベースに 2Vぐらい 電圧がありますか? |
トランジスタの 故障か エミッタ コレクタ ベースの 繋ぎ間違いです。 半田不良をチェック。 トランジスタの 取り替え |
フォトカプラ(3)と トランジスタ間に 配線間違いか 断線の いずれかです。 半田不良をチェック。 |
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. | フォトカプラ | 三端子レギュレータ | 2SC1000や 2SC1815 トランジスタの型番が書かれている面を 正面にして 左から エミッター コレクター ベースの順です。 |
CDIを製作しエンジンはかかりますが
アイドリングは 良いが 高回転が 回らない
. | 質 問 | Y E S | N O |
1 | 1985年以降の大型バイクで デジタル進角ですか? 1985年から1990年は過渡期です。 |
デジタル進角の場合 この 回路は不向きです。 デジタル 進角の 参考になる報告がありました。 検討してみてください。 |
ノイズによる 点火タイミングのみだれ 接触不良による 不安定 配線 コンデンサの容量などを チェックまたは 変更してください。 SCRの不良か その周辺の回路チェック。 |
2 | 機械式進角でない 4サイクルエンジンですか? |
進角が問題の様ですね 参考になる報告がありました。 検討してみてください。 |
ノイズによる 点火タイミングのみだれ 接触不良による 不安定 配線 コンデンサの容量などを チェックまたは 変更してください。 SCRの不良か その周辺の回路チェック。 |
スムーズに 回転が上がらない 馬力がない 煙が多い ミスファイヤが多い アフターファイヤが起こる。
. | 質 問 | Y E S | N O |
1 | 空吹かしでも 回転が上がりが悪い | ノイズによる点火タイミングのみだれ ノイズ対策をする。 信号線をシールドにかえる。 接触不良による 不安定 配線 コンデンサの容量などを チェックまたは変更してください。 SCRの不良か その周辺の回路チェック。 半田不良をチェック。 |
コンデンサの 容量を 増やす。 |
2 | 煙が多い | 燃料が濃い キャブレターの調整 不完全燃焼している。 点火タイミングのみだれ エネルギ 不足 コンデンサの容量を 増やす。 |
.次の質問へ |
3 | 走行してみて 馬力がない ミスファイヤが多い アフターファイヤが起こる。 |
点火タイミングのみだれ ノイズ対策をする。 信号線をシールドにかえる。 エネルギ 不足 コンデンサの容量を 増やす。 接触不良による 不安定 配線 半田不良をチェック。 SCRの不良の場合もありますので SCRの 交換 別種のSCRも 検討が必要 |
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. | 質 問 | Y E S | N O |
1 | SCRが 発熱していませんか? | 放熱板を取り付ける。 別種のSCRに変える 損失の高いSCRを使うと 発熱して能力が落ちる。 |
次の質問へ |
2 | その他の電子部品が 発熱していませんか? | 基盤内の回路がショートしています。 エンジンを止め 配線チェック |
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部品の資料
電子記号 | 形状と 端子配列 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サイリスタ SCR |
東芝 SF8JZ47 |
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フォトカプラ |
シャープ PC617など |
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トランジスタ |
2SC1000 |
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抵抗 |
1kオーム
1.2Kオーム 茶赤赤 3Kオーム 橙黒赤 100オーム 茶黒茶 |
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ダイオード (アノード)(カソード) | ダイオード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
テスターで タイオードの アノード カソード見分け方 抵抗レンジで X1で ダイオードの抵抗を測るように測定する。 テスターの針が触れたとき マイナス側に繋がれている方がアノードです。 したがって プラス側は カソードです。 |
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103は 10×103=10,000pF=0.01uF 474は 47×104=470,000pF=0.47uF
コンデンサ |
カタログデータの調べ方
電子部品の接続法について、(TORYさんから掲示板に書かれたものです。)
トランジスタ、FET、SCR、IC等 部品の足と回路図の関係が解らない場合・・( 結構多いです。)昔なら規格表で調べる手段を取らざるを得なかったのですが、最近はとても便利になりました。そうインターネットで調べられるからです。具体的には、(試しにやってみて下さい) たとえば、”2SC1000”の足の接続を調べたい場合には、google等の検索窓か、アドレス窓(これは以外ですが、自動的に検索してくれます)に”2SC1000”、とインプットして検索をかけると、参考となるスペックや外形図の表示されるサイトが表示されます。(さらに検索を絞り込むためには)”規格”の文字を部番に合わせてインプットすれば、さらに見つけ易くなる様です。
By
TORYさん
CDI の製作 へ By hajime tanaka