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中華のCDIの調査 考察 試乗 実験結果  

どうしても、自作出来ない方見てください。
自作より簡単です。

中華のCDIを買ってみました。
中華のCDI 余りにも安いので買ってみました。
実験、検証 調査の為だから高くては買えない。

送料無料でこのねだん。
【ノーブランド品】GY6型
50cc 90cc 125cc 150ccスクーター ダートバイク バギー対応 エンジン用 6ピン レーシングCDI
販売: PZWG eStore ¥ 760
商品の小計: ¥ 760
配送料・手数料: ¥ 0

【ノーブランド品】70 90 110 135cc スクーター ATV クワッド ゴーカート用 5ピン CDI ボックス
販売: MLI COMMERCE ¥ 465
商品の小計: ¥ 465
配送料・手数料: ¥ 0
を、
色々調べて見たいので両方買ってみました。
注文から約 10日で到着
早速 【ノーブランド品】GY6型

中華のCDIの取り付けてみました。
6ピン  PZWG eStore 760円は カプラーが線より取り外し容易り為これを先に、
ノーマルのまま MTX125Rに取り付けて見ました。
当然 カプラ ポン付けでは付きませんので、カプラの根元より切り離し、このCDIを取り付けるバイクのカプラと相性を合わさなければなりません。

このCDIのカプラの配列てす。

PCはピックアップへ
INGは イグニットョンへ
SWは KILLSWへ
ACは ACジェネレータ(エキサイターコイル)へ
PC-Eは GNDと同じアースです。
接続はギボシ接続で良いと思います。
MTX125Rのピックアップの信号は以前調べておいた通り逆相ですが、MTX125Rの場合、片側アースでは無かったので、線を入れ替えて配線。
結果 問題なく回りました。


ピックアップが逆相の他のバイクで、片側アースされている場合、簡単なのは、ピックアップの片側アースを切り離して個別に線1本増設すれば、逆相の場合は線を入れ替えるだけで済みます。


机上調べた結果ですが。
多分 第1の図の様にアースより、ACジェネレータの端子方向に、ダイオードが入っている見たいです。
よって エキサイターコイルのマイナス側の半波はショートしています。
メーカーのノーマルCDIと同じ方法です。
GY6型 6ピン 760円と5ピン 5ピンCDI ボックス 465円との違いは
5ピンCDIBOXには、KILL SWにダイオードが入っていません、よって、ACジェネレータを、直接アースに落とす方法見たいです。
ダイオードが必要かという問題につきましては必要ないと思います。
しかし、メーカ純正では入っています。

電圧、電流測定と、走行テスト
天気が良い日に、中華のCDI  GY6型を、
走行も兼ねて調査してみました。
外部のリード線の導通をテスターて調査した結果。
なんとなくですが、以下の第1の図の回路で出来ているのでは、なかろうかと思います。
ピックアップとアース間の抵抗値も23KΩと似た様な数値だし・・・・
注) 以下の図は ネットの拝借物で、、抵抗値、回路は推測で、この物自体ではありません。

それで そのまま取り付けて、
ジェネレータ(エキサイターコイル)の出力の線とE間でAC電圧測定しました。
アナログテスターの表示は、AC75V回転を上げても、ほぼ一定
しかし CDIの内部で ダイオードで半波が、ショートしているので、 多分その倍は出ていると思われます。
よって 150V程度と思った方が良いかも。
ジェネレータの、電流をクランプメータで、測ったところ、0.15Aから 0.3Aでした。
イグニッションコイルの一時側は 0.03Aから 0.13A。
以前に言っていた、謎のダイオードが、CDIに内蔵されていますので、
その ダイオードを無効にするため、追加で直列にダイオード D2を入れて見ました。
第2の図です。
結果、予想通り、回転に比例して電圧が上昇します。
150V辺りから上昇し400Vに成りましたので、耐圧を考慮して、
これ以上は中止にして置きました。
イグニッションコイルの一時側の電流は、0.05Aから 0.3Aでした。

そして 製品のCDIのみで走行テスト、普通に走れます。
感じで言えば、じゃじゃ馬ではなくなった感じかな。
レースでは、じゃじゃ馬の方が良いかも知れませんね。

次に、オシロを持ち出して再度、計測しました。
結果、
製品ノーマルのままでは、ジェネレータの電圧は、ピークが +150V から回転を上げても200V程度
次に半波をショートするダイオードを無効にする為に直列にダイオードを加え(第2の図)て測定した結果、
ジェネレータの電圧は アイドリング時 ピークでAC150V
回転を上げると400Vになる。
追加ダイオードのカソード側 製品のジェネレータ接続側では、
150Vの高い電圧の波形1波の後、100Vの4つの波が現れ、その繰り返しです。
回転上げると、この波形も当然上がります。
よって 謎のダイオードは、電圧をほぼ一定にする裏技みたいですね。

  第1の図

注) 内部回路は分解して調査した物ではありません。
  第2の図
  D1のダイオードを無効にしたい為に直列にD2ダイオードを追加した。

注) 内部回路は分解して調査した物ではありません。
     第3の図

ダイオードを2か所追加した図面。
YAMAHAのRD、RZのタイプノーマルCDI( コンデンサ1個)タイプなら ダイオード2個外付けで可能かと思います。
回路は簡単ですので、出来る環境の方はお試しください。

注) 内部回路は分解して調査した物ではありません。
【ノーブランド品】70 から135cc スクーター ATV クワッド ゴーカート用 5ピン CDI ボックスの取り付け走行。
【ノーブランド品】70 90 110 135cc スクーター ATV クワッド ゴーカート用 5ピン CDI ボックス
販売: MLI COMMERCE ¥ 465
を 取り付けて見ました。

CDIのカプラーは、本体一体型となっていますので、それに合ったメスピンのカプラが無い為、カプラー周囲を撤去。
方法は、金鋸を軽くカプラーの根元に当て四方軽く歯型を入れれば、簡単に周囲が撤去出来ます。
それに、別に用意したリード線を半田付けして取り付け、バイク本体と接続しました。
結果、問題なしにエンジンは掛かります。
走行も問題が無い様な感じです。
回転も、から回しだけれど、レッドまで確認しました。

電圧と電流の測定もしてみました。
ジェネレータの電圧は 760円のGY6型と同じく一定で 電流は0.12から 0.16A程度です。
イグニッションコイルの一時側は 0.03Aから 0.12A。

2種類の中華のCDIを比較。
5ピン CDI ボックス ¥ 465
GY6型 6ピン レーシングCDI ¥ 760を比較してみました。
相違点は
外見 GY6型 6ピン レーシングCDI¥ 760は、LED付で、エキサイタコイルに接続しなくても、ピックアップの信号の確認が、できます。(暗いですが)
5ピン CDI ボックス ¥ 465には LEDは付いていません。
日本のメーカのCDIの形状そのものです。
KILL SWに繫ぐ回路にはGY6型  6ピンには日本メーカと同じくダイオードが入っていますが、5ピン CDI ボックスには 内蔵されていません。
その他、エキサイタコイルへ繫ぐ線と中で繋がっています。
必要なら外付けでカバーできます。
共通点は、
ピックアップとアース間の抵抗値は両方とも、ダイオードを挟み、23KΩ程度です。
エキサイタコイルとアース間は、ダイオードを挟んで繋がっており、マイナスの半波はショ-トさす構造です。
ジェネレータの電圧は一定で、ジェネレータの電圧は、ピークが +150V から回転を上げても200V程度、電流は0.12から 0.16A程度です。
ただ、HT-ROCKETと違う処は、買った2種類とも、キックスターターを軽く踏み込めばケッチンがある事です。
確か、ノーマルのCDIも、ケッチンはありました。
走行のフィーリングも、ノーマルに近い様な気がします。
因みに、10月の気温では チョーク引かずに始動しましたが、早朝など気温15度以下では、始動時にはチョークが必要です。
回転も双方 9000rpmのレッドまで回りました。
走行は、普通に走れます。
走行中は、まだレッドまで回わしていませんが、現在の処、悪くはないです。
点火信号は、ピックアップのプラス側のみで、逆相の信号には対応していませんが、外付けで位相を変えて見たり、ピックアップのアース側に繋がれている線を外し、新たに線を増設して、線をテレコ(入れ替え)にすれば、問題無く使えそうです。

CDIに凝って性能が、どうのこうの言わないのなら、十分かなと思います。
点火不良が原因だけでバイクをスクラップにしないで済みます。
高価な手づくりCDIをNETで買うぐらいなら、中華のCDIの方が激安です。
2個 3個買って置くのも手です。
コンデンサの変更など色々やって、性能の比較して見たいのでしたら、自作も面白いですよ。
耐久性について、耐久テストした訳ではありませんが、内部部品についても、余り気にしなくても良いかも、何故ならば、コンデンサ、SCR等の部品は、手づくり出来ないメーカー品ですからです。
また中華のCDIは、逆相のピックアップには、対応していませんが、MTX125Rでは、外付けで、位相を変えて見たり、ピックアップのアース側に繋がれている線を外し、新たに線を増設して線をテレコにすれば、問題無く使えます。
大型バイクのエキサイターコイルの中間より出ている線も、  第3の図の様に2個の追加ダイオードを入れれば、ノーマル仕立てに、成るのではないかな、と思っています。
実験はしていません。
興味がある方は実験君して見てください。
報告を楽しみにしています。
注) 中華のCDI購入しましたが 2機種とも、取説、配線図は付属していませんでした。
https://blogs.yahoo.co.jp/matti_aun/56746008.html
カプラー端子配列は、ここが参考に成ります。

どちらがお勧めかと言うと、GY6型 販売価格は少し高いですが(300円) 点火タイミングがLEDで確認出来、配線もカプラーの際で、カットできるので、作業性が良い事です。


2017年10月 購入 テスト済



免責

自己責任でお願いします。
私の実験 評価の結果ですので、全てにおいて上手くいく保証されるものでは、ありません。
間違いもあるかもしれません。
また、購入を勧める物ではありません。
どうしても、製作出来ない人に対して、こう言う方法もありますとの提案です。
この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、
当方は、一切責任を負いかねます。

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                                 CDI の製作 へ  By hajime tanaka